こんにちは、くろはるです。
以前記事にも書いたのですが、
2015年の3月に「扁桃周囲膿瘍」という謎の病気で
緊急入院・緊急手術をしました。
死にたいレベルで痛かった手術を経験し、
健康に気を付けようと心に誓ったあの日。
数か月の時を経て、
人の何億倍も健康には気を遣っていたのに、
「慢性扁桃炎」と化し計4回入院する羽目になった話をします。
扁桃炎再発
まず、扁桃炎とは「扁桃腺が腫れる」ことなんですが、
ほんのちょっと腫れたくらいじゃ病院に行こうとは思わないですよね。
じゃあ扁桃炎ってどんな状態のことをいうの?という点なんですが、
見た目:のど(のどちんこの横)が真っ白
症状:急な高熱(40度くらい)、激しいのどの痛み、全身の痛み、摂食障害
ってな感じです。
見た目なんてもう見たらぶっ飛ぶくらいびっくりします。
のどの横に無数の口内炎が敷き詰められたような感じです。
※書いてて鳥肌立ってます。めっちゃ気持ち悪いです。
私の場合発熱と喉の腫れ方が異常だったので、
水が飲み込めないのに高熱のため汗として体から水分が出ていき、
脱水症状でフラフラ。よって免疫低下で自力では回復できず。
そういったような理由で入院していました。
2015年の3月に発症して以来、
2016年の1月に再発、その後2016年の9月に再々発し、
「慢性扁桃炎」と診断されました。
入院生活について
扁桃炎の入院生活はいたって普通です。
毎日点滴をしているだけ。
ただそれだけです。
菌を殺すために抗生剤を血管へダイレクトに打ち込み、
炎症の数値を低下させて熱を下げます。
入院して1日目で体調が回復した気分になります。
のどが腫れすぎて飲み込めないため
口から薬を入れることができない、という理由もありますが、
なんといってもすぐそばにお医者さんと看護師さんがいるというのは
大変心強いことです。それが入院のメリットです。
慢性扁桃炎の場合、だいたい4~5日間くらいの入院で済むことが多いです。
ただ、血液検査の結果で炎症の数値(CRPという項目)が
基準値をクリアしていないと退院できません。
このCRPというのは 0.3以下が基準値と言われているのですが、
即入院を下された際の私のCRP数値は25.3でした。
ぶっとびーーーー
数値高すぎ高杉くん。
このCRPの数値を一発ドカンで下げる薬はないらしく、
毎日点滴することで徐々に数値を下げていく、そのための入院、
という感じらしいです。
そもそもひとりで歩けない状態なので入院するほかないんだけどね。
一人暮らしならなおさらね。
入院中なぞの機械つけられてたんだけど、
機械が入ってる袋に書いてる文章も謎だった。
暇すぎて腕にうさぎつくって遊んだりしました。
再発防止する方法
慢性扁桃炎と診断された方なら誰もが知りたいであろう
再発防止する方法についてお話します。
えー、はっきり言って
再発防止する方法はございません。
免疫をあげるために食材に気を遣ったり
運動したり睡眠時間をしっかり確保したり
マヌカハニーを毎日摂ったりR1飲んだりなんなりしたけど
まっっっっっったく効果がありませんでした。
以前母がドS先生(主治医)にこんな質問をしたことがあります。
母「先生、どうして再発してしまうのでしょうか?」
するとドS先生、
S「それは人間はなぜ風邪をひくのでしょうか?
という質問と同レベルであり愚問です。」
グーパンチをくらったような回答でした。
医者でも再発を防げないのが慢性扁桃炎です。
じゃあどうしたらいいの?というと
扁桃腺を摘出する
この方法しかありません。
私はドS先生に摘出手術することを勧められました。
手術したくない患者への医者の後押し
当方痛みへの忍耐力が皆無であり、
摘出手術することを大変拒んでおりました。
そしてなにより仕事を休むのがいやでいやで。。
入院中もドS先生に
「いつ退院できますか?明日会社行っていいですか?」
と聞いていました。
(仕事が大好きで頑張りたい時期でした。)
あーだこーだ言ってるとドS先生にこう言われました。
S「仕事休みたくないとかなんとか言ってますけど
こうやって突然倒れて入院して退院してまた再発してを繰り返すのと、
事前に有給申請して業務を引き継いでから摘出手術して
健康な身体で復帰するのと、あなたと会社にとってメリットがあるのは
どっちだと思います?後者だと思いますけどね。」
・・・ぐうの音も出ねぇぜ!!!
って感じで摘出手術を受けることにしました。
まとめ
ドS先生の言うとおり、
学生でも社会人でも、突然の入院は色々な面で大変ですし、
場合によっては迷惑をかけてしまう。
そして一番大事なのは常に健康でいることです。
今度、扁桃腺摘出手術についての体験談を書きたいと思います。
ありがとうございました。
ではまた。
“【体験談】扁桃腺が腫れて入院を繰り返した話~再発編~” への1件のフィードバック