こんにちは、くろはるです。
私は小学5年から嵐のファンで、
なんどもコンサートへ足を運び
目の前にいるキラキラした松本潤様に
瞬殺悩殺されてきた人生を送っております。
今日はチョコレートの明治がバレンタインプロモーションとして発表した
#待つ潤
についての広告効果を勝手に予測しようと思います。
検索⇒拡散⇒購買意欲UPの流れ
ハッシュタグとはネット上の共有スペースであると私は認識している。
まずこのハッシュタグ「#待つ潤」とは
あの松潤が待つ?!と即座にイメージできるし忘れられないようなキーワードである。
そこで人々はまず「#待つ潤」で検索する。
するとその共有スペースにたくさんの情報が投稿されていることを知る。
その後どうなるかを予測すると、
#待つ潤 で検索
⇓
店舗の売り場写真を見る
⇓
自分も実際に店舗に行ってみる
⇓
購入
という仮説を立てることができる。
そして実際に購入した人がまた購入した事実を「#待つ潤」に投稿。
このように拡散からの購買意欲UP、そしてまた拡散の流れを作ることができる。
”手作りバレンタイン”を超えるイベント
女子が板チョコを買って溶かして違う形にして男子に差し上げるイベント、
その名も「手作りバレンタイン」。
正直みんなこのワードにもイベントにも飽きただろう。
もう少し掘り下げて考えてみると、
「手作りバレンタイン」の主役は「あげる側」である。
今回はどうだろうか?
「あげる側」ではなく「もらう側」にスポットを当てている。
「女性が手作りチョコを実演する」広告から、
「女性からのチョコレートを待つ男性」の広告へと
着目点を変えているのだ。逆の発想。素晴らしい。
今回はファン層の気持ちをうまくとらえていると言える
もう一つの視点がある。
それは「女子の妄想力のフル活用」だ。
待つ潤
⇓
松潤が待つ
⇓
松潤が私のことを待っている?!?!
という思考(妄想)をうまく活用している。
消費者の心を激しく動かしている。
「潤が待ってくれているなら私・・・!」
という謎の活力を生み出す力が備わったキーワードである。
そして「待つってドキドキ」というキャッチコピー。
殺す気か。こっちがドキドキするわ。心臓破裂するわ。
”待つ潤”を具現化して広告相乗効果を狙う
明治は2019年2月9日~2月11日の3日間で
「#待つ潤」というイベントを新宿メトロプロムナードで実施する。
イベント内容を簡単に説明すると、
「松本潤」とかかれたポスト(ロッカー)にチョコを投函できるというイベントだ。
そう、「待つ潤」の具現化である。
実際に松本潤にバレンタインチョコレートを渡す(疑似)体験ができるのである。
「想いよとどけ!松潤に!」
といわんばかりの女子たちが新宿に集結することとなる。
もちろん天下の嵐の一員松本潤にかかわるイベントなので、
当日の参加は先着順となり、1日300名限定だ。
女性は限定に弱い。
そしてその限定を勝ち取った女性は承認欲求を満たすために
「#待つ潤」
で参加した感想を投稿するのだ。
拡散のエンドレスである。
これほどにもハッシュタグとリアルイベントがマッチしている実例があっただろうか。
素晴らしい企画である。
”バレンタインは明治”を脳裏に焼き付ける
先ほど記載した「#待つ潤」イベントでは、
参加者限定パッケージのミルチ(明治のミルクチョコレート)がもらえる。
パッケージの種類は全部で3種。
それも「松本潤」由来のデザインだ。
①松→松のデザイン
②本→本(読書)のデザイン
③潤→June(6月)・梅雨・雨のデザイン(水によって潤うとも考えられる)
これをもらった女子が帰宅後すぐに食すと思うか?!
なにをするかというと、その限定デザインミルチを部屋に飾るのだ。
部屋に飾るということは、毎日それを目にすることとなる。
人間は一度見たものを記憶する人間なので、
「チョコレートといえば明治」
という意識の中で生活することになる。
そして「#待つ潤」イベントに参加したという事実があるため、
参加者は必然的に「バレンタインと言えば明治」という思考になるのだ。
いや、「バレンタインと言えば明治」を脳裏に焼き付けられるのだ。
これが今回の「#待つ潤」の広告効果のゴールなのではないだろうか。
最後に
勝手な見解をつらつらと述べさせていただいたが、
果たしてこの仮説が正しいのかは謎である。
この企画を考えた方に会ってみたい。
どうやって思いついたのか、突然思いついたのか、
イベントはあとから企画したのか、
イベントの先に「待つ潤」を見出したのか。
素晴らしいの一言で締めたい。
・・・9日は朝6時半から新宿で「待つ潤」整理券配布の行列に並ぶことにしました。
起きろ!アラサー!潤え!アラサー!
ではまた!