【体験談】扁桃周囲膿瘍~症状と悶絶切開手術について~

こんにちは、くろはるです。

扁桃周囲膿瘍という謎の病気で緊急搬送・緊急手術・緊急入院したときの話をしよう。

これは2015年3月末の話である。

①症状

②手術について

③医療費について

この流れでご紹介します。

先に言っておきます。グロイです。暗いです。

ではいってみよーーーーーーハッスル!!└(゚∀゚└) (┘゚∀゚)┘ハッスル!!

①症状

~初日~

朝、寒気で起きる。というか悪寒。極寒。

寒いのに身体はとても熱く、「あぁ、インフルエンザだ」と自己判断。

体温を測ると39度超え。すぐに家のそばの内科へ受診しました。

その内科でおじいちゃん先生に診てもらうと

(‘A` )「ただの風邪じゃよ」

との判断。

帰って薬飲んで寝ろと帰される。

~2日目~

翌朝、なんと40度の発熱。

おい、おじいちゃん先生、薬飲んだら熱上がってるぜ。

てなことで再びおじいちゃん先生のところへ受診。

(‘A` )「インフルエンザの検査してみたけど陰性、やっぱり風邪じゃ」

うそん。

のどの痛みのせいで水も飲めず、ふらっふら状態。

やっとの思いで帰宅。その後の記憶、あまりなし。

そして夕方頃。

一人暮らしを始めて1年弱、はじめて命の危険を感じ、母(ド天然)に連絡。

「熱が全く下がらなくて、喉が激痛。水も飲めない。」

すると

「最近芸能人がよくなる、扁桃炎じゃない?」

との珍解答が。芸能人で流行ってる菌なんか?

んなわけなかろう。

とりあえず「扁桃炎 症状」でグーグル先生にたずねたところ、

・激しい喉の痛み

・悪寒

・全身の痛み

・喉の痛みによる摂食障害

・高熱による脱水症状

わしやん。どんぴしゃやん。

そういえば先ほどから喉の腫れのせいか呼吸がままならない

グーグル先生いわく、「のどの痛みは内科ではなく耳鼻科へ」とのこと。

時刻は18:00をまわっていた。この時間病院は受付終了しているだろう。

再び死の危険性を感じたため、ひとまず近くの夜間病院を探してくれるフリーダイヤルに電話。

「どうしましたか」

私「2日間喉が腫れて熱が下がりません。近くの耳鼻科を教えてください。」

「いま、呼吸できてますか?」

私「できないのでここに電話してます」

私の独断で申し訳ありません、救急車に変更します。

え、まじか。

その後の記憶、あまりなし。

救急車に乗せられた時には酸素を吸いこむことができないほど喉が腫れていたのか、過換気(過呼吸)になり体が硬直していた。

病院につき、先生に口の中を診られる。

「あぁ・・・手術です。」

え、なんて?

「緊急手術です。ご家族に連絡できますか?」

私「家族いません。」(語弊。でも全員北海道にいる)

「そうですか・・・じゃあ仕方ない。移動しましょう」

私「あの、手術っていつやるんですか」

「いまです」(食い気味)

?!?!?!?!?!?!?

ってな感じで緊急手術になりました。

②手術について

どうやらのどの腫れの原因は膿(うみ)が溜まっていることらしい。

私は最初風邪だと思っていた(というかおじいにそう診断された)ので

時間が経っており、

菌が増殖して悪化している状況だったらしい。

レベル的にいうと、

扁桃炎

扁桃周囲炎

扁桃周囲膿瘍

らしい。要するにのどの末期だ。(違)

膿がたまってのどが腫れ、その腫れがのどちんこに接触していたので呼吸ができない状況だったようだ。

手術内容としては、膿の中心に穴をあけてその膿を抜く、という感じ。

水風船に穴開けて水を抜く、みたいな。

手術前に色々な検査をし(記憶ない)、いざ手術へ。

「えー、説明しますね。麻酔をしますがかなり痛いです。あんまり効きません。」

痛いのと虫だけはまじで嫌いなわし。体力ないけど必死で抵抗。

「痛いのだけは本当に苦手なのですが、、」

「じゃあ治らないしこのままだと死にますけどいいですか?

まじドSすぎ。この日からこの主治医のことをドS先生と呼んでいます。

「あと、血が噴き出す可能性があります。血が苦手であれば目をつぶっててください。」

痛いのと虫とだけは嫌いなわし。

でも「これやらないと死ぬよ」ってドS先生が言うもんだから

ふらっふらの状態で手術の同意書に署名。

「じゃあまずは麻酔いきますよー」

ブスッッ

「んがぁぁああああああああああああああ!!!!!!!」

悶絶。のどの奥に3か所針を刺されました。

「次切りますね。」

グサッッッッッッ

「ぁがっっっっっぁぁあああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」

 

殺してくれ。こんなに痛いのならそのメスでそのまま殺してくれ。頼む。お願いします。。。。。

それくらい激痛でした。

最後、糸で縫うドS先生。

スーイスイっと縫うドS先生。

まじでこれもクソほど痛かった。

ゆーーーーーーっくり歯を抜かれるような(もうどう表現したらいいのかわからないほど痛い)

手術が終わり、床を見ると血まみれでした。殺人事件現場。

その後、8日間入院しました。

「食事がきちんととれるようになるまで。」

というための入院。

術後2日後くらいかな?やっと平熱になり、体力も回復。

ただ、傷口がふさがってないので毎日吐血しながら過ごしました。

③医療費について

結局、この手術・入院でかかった費用は、

トータル12でした。

その前のおじいの誤診料を入れると13万弱くらいかな。。

ひとつトラップがあるのは、今回のこの扁桃周囲膿瘍の切開手術は

一時的な対処

でしかないということ。

扁桃炎は慢性化すると何度も繰り返す病気です。

そうなった場合、腫れの原因となる扁桃腺を摘出する手術を勧められることがあります。

まぁ、その後私は扁桃炎で4回入院する人生となりました。

それはまた今後書きますね。。。

若者よ、保険は入ったほうがいい。お守りとしてもっといたほうがいい。

保険入っていることによって、少しでもメンタルの支えにはなった気がしています。

同じような症状の方は内科へは行かず、耳鼻科へ行ってください。

(のど・鼻に異変を感じたら耳鼻科にいくんだ、まっすぐ。)

放っておくと、のどにメス入れられて死ぬ思いをします。

ご清聴ありがとうございました。今日も生きてます。

ではまた。

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